
はじめに
元衆議院議員の山尾志桜里さんは、2017年の“W不倫”報道以降、プライベートと政治活動の両面で世間の注目を集め続けています。中でも2018年に成立した離婚はキャリアの転機となり、2025年の参院選出馬表明を機に再び話題となりました。本記事では「山尾志桜里 離婚」をキーワードに、経緯と現在、そして今後の展望をわかりやすく整理します。
山尾志桜里のプロフィールと華麗な経歴
愛知県で育ち、東大法学部卒業後に検察官を経て政界入り。2009年に衆院初当選、子育て支援の政策提言で注目されました。鋭い言論と行動力で“ポスト小池”とも評されましたが、私生活のスキャンダルがその評価に影を落とすことになります。
W不倫スクープから離婚に至るまでの時系列
2017年9月、週刊誌が政策顧問を務める倉持麟太郎弁護士との“深夜通い”を報じ、疑惑が一気に拡散しました。山尾さんは当初「男女の関係はない」と説明しましたが、翌2018年2月に夫の山尾恭生氏と協議離婚。同年9月には戸籍上の手続きが完了し、姓を旧姓の菅野に戻しました。
離婚理由は何だったのか
公式会見では「価値観の相違と政治活動の多忙さ」を理由に挙げましたが、周囲では不倫報道による信頼関係の崩壊が決定的だったと見られています。また、夫婦双方のキャリアに対する考え方の違いも深刻だったようです。
離婚後の名字変更と現在の名前
離婚直後は旧姓の「菅野志桜里」を使用していましたが、政界での知名度を優先し、2020年以降は再び「山尾志桜里」のまま活動しています。書類上は旧姓に戻したままで、通称として山尾姓を使うスタイルです。
倉持麟太郎氏との関係と再婚説の真偽
離婚後も倉持氏は政策ブレーンとして同行し続け、たびたび海外視察や学会に同席している姿が報じられています。しかし2025年6月現在、山尾さんは再婚しておらず「仕事仲間」と説明しています。双方とも家族のプライバシーを理由に詳細を語らないため、真相は不透明なままです。
離婚が政治キャリアに与えた影響
2017年の民進党離党、立憲民主党入りを経た後、2021年には国民民主党に合流。離婚を機に“しがらみのない立場”をアピールしていますが、対立陣営からは今も倫理観を問う声が上がっています。女性有権者の支持は根強い一方で、保守層からの批判は続いており、イメージ戦略の難しさが浮き彫りです。
SNSと世論の反応
離婚後はInstagramやX(旧Twitter)での発信を強化し、育児と政治活動を両立する姿を積極的に公開しています。共感を呼ぶ一方、「説明責任が足りない」とするコメントも散見されます。フォロワー数はむしろ増加傾向にあり、離婚をきっかけにパーソナルブランディングが深化したとも言えます。
今後の展望とまとめ
山尾志桜里さんは2025年の参院選を政界復帰の大舞台と位置づけています。離婚を経て築いた“個”のブランド力と政策通の実績を武器に、どこまで支持を広げられるかが注目ポイントです。離婚とスキャンダルを乗り越えてこそ真価が問われる――それが山尾志桜里さんの現在地と言えるでしょう。